テレビアニメ「ピアノの森」で、主人公一ノ瀬海(カイ)の親友役である雨宮修平役のピアノ吹き替えを担当したことで一躍有名になった高木竜馬さん。
この記事では、高木竜馬さんの父はどんな人なのか、高木竜馬さんは結婚しているのか、高木竜馬さんの経歴やプロフィールについてまとめてみました。
ピアノ吹き替えの他にも素晴らしい経歴をお持ちの高木竜馬さん。
どんなご家庭でお育ちになったのかとても気になりますね。
また、お年頃的にそろそろご結婚……?というところでも気になります。
高木竜馬の父親はどんな人?
高木竜馬さんのご家族について調べてみたところ、お父さまはアマチュアのヴァイオリニストだということがわかりました。
プロの音楽家として活動をされているわけではありませんので、詳しいご経歴等は明らかにされていないようです。
また、高木竜馬さんのお母さまは高木美香さんといい、ピアニストでありピアノ教室でピアノの先生もなさっております。
両親そろって音楽に親しまれていらっしゃるということで、高木竜馬さんが音楽の道に進まれるのも必然だったと言えそうですね。
高木竜馬さんには4つ下に高木薫子さんという妹さんがいらっしゃいます。
妹さんもピアニストで、お2人でコンサートに出演されたりもなさっているようです。
やっぱり常日頃から音楽に囲まれた環境が素晴らしい音楽家を育てるのだなと思いました。
高木竜馬は結婚している?
高木竜馬さんですが、1992年のお生まれということで年齢的にはご結婚されていたり、お子さんがいらっしゃったりしてもおかしくないのかなとは思います。
……と思っていたら、なんと2024年4月に同じくピアニストの篠永紗也子さんとご結婚されていたことが8月末に発表されました!
ピアニスト同士のご結婚、めでたいですねー!
音楽のあふれる、幸せなご家庭を築かれることを願っております!
【ご報告】
日頃より温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。この度、ピアニストの篠永紗也子さんと結婚いたしました。
温かく幸せな家庭を築いていけるよう励み、そしてより一層音楽の道に邁進して参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
髙木 竜馬 pic.twitter.com/4qZxollcRu
— 髙木 竜馬 (@RyomaTakagi) August 28, 2024
最近日本には、高木竜馬さんの他にも活躍されている若手ピアニストの方が数多くいらっしゃいます。
私が個人的に注目している方について以下の記事で紹介しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。
高木竜馬の経歴・プロフィールと受賞歴
高木竜馬の経歴・プロフィール
高木竜馬さんは、1992年に千葉県千葉市でお生まれになりました。
2歳よりピアニストでありピアノの先生であるお母さまの手ほどきでピアノを始められます。
7歳より名指揮者ウラディミール・アシュケナージ氏の妹であるエレーナ・アシュケナージ氏に、2008年より、これまた名ピアニストである中村紘子氏に師事されています。
高校在学中にウィーン国立音楽大学コンサートピアノ科に合格され、大学院を最優秀の成績で卒業後、ポストグラデュエート課程1年に在学されております。
また、2015年よりイタリアのイモラ国際ピアノアカデミーに入学し、開校30年の歴史で6人目の「マイスター」の称号を得て卒業後、ポストグラデュエート課程に在籍されております。
ダブルスクールといっていいのでしょうか。
それぞれ学べることが違うのだと思うのですが、つくづくすごいですね……!
2018年9月、第16回エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクールで優勝、および聴衆賞を受賞したことで、世界的に脚光を浴びることとなりました。
優勝後は日本及びノルウェーを始め、ヨーロッパ各地で著名ホールでのリサイタルに出演、主要オーケストラとの共演を果たされております。
2018年、NHK総合テレビ「ピアノの森」で雨宮修平役のピアノ演奏を担当され、あわせて2021年の8月上旬から9月下旬にかけて、「ピアノの森」をテーマにした全国10か所での2か月にわたる長期リサイタルツアーを開催されました。
高木竜馬さんが名シーンをトークとピアノで振り返る「ピアノの森」ピアノコンサートは、アニメの放送が終了し、リサイタルツアーの終了後も定期的に開催されています。
ピアノに詳しくなくても楽しめるとあって、大変な人気ですね。
また2023年4月より、京都市立芸術大学ピアノ科専任講師に就任されております。
私個人的には、ピアノを教える立場に立たれたことが少し意外でした。
ご退任される方の後を受けて専攻講師を務められることになったようです。
高木竜馬さんは音楽活動を続けられる中で、目の前のお客様の人生に少しでも彩りを添えられたらという想いもありつつ、もっと長いスパンで見て、音楽の歴史の中で何を世の中に残せるのか、次世代に何を伝えられるのかを念頭に活動していきたいという思いをお持ちのようです。
そのこともあって、後世につなげる活動として専攻講師の話をお受けになったのかなと思いました。
お母さまがピアノの先生ということもあり、その影響もあるのかなという気もしますね。
高木竜馬の主なコンクール受賞歴
高木竜馬さんのコンクールにおける主な受賞歴についてまとめてみました。
- 2000年:第1回日本チャイコフスキーコンクール(小学生の部)第1位
- 2001年:第2回ネイガウスフェスティバル(12歳以下の部)第1位
- 2004年:第15回ローマ国際ピアノコンクール(18歳以下の部)第1位
- 2005年:第6回ホロヴィッツ国際ピアノコンクール(14歳以下の部)第1位
- 2015年:第19回浜松国際ピアノアカデミーコンクール 第1位
- 2015年:第38回エレーナ・ロンブロ=シュテパノフコンクール第1位
- 2016年:第26回ローマ国際ピアノコンクール第1位
- 2018年:Dr.ヨーゼフ・ディヒラーコンクール第1位
- 2018年:第16回エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクールにて第1位および聴衆賞
この受賞歴だけ見ても、幼い頃から才能を開花されてきたということがよくわかりますね。
家庭環境と、高木竜馬さんご自身のたゆまぬ努力の賜物であるといえると思います。
ピアニストとして、また、ピアノ講師としての高木竜馬さんのますますのご活躍がとても楽しみです!
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