オペラシティは、東京都新宿区にある複合文化施設で正式名称を「東京オペラシティ」と言います。
この記事では、オペラシティ内にあるコンサートホール、リサイタルホールの座席からの見え方や座席のおすすめについてまとめています。
私は「オペラシティ」と聞くと東京オペラシティのコンサートホールを想像します。
何度かコンサートを聴きに行ったこともあり、エントランス周辺の特別感や木の質感などがとても大好きなコンサートホールの1つです。
オペラシティ コンサートホール 座席からの見え方とおすすめ
オペラシティ コンサートホールの座席表はこんな感じです。
座席数は車いす席4席を含む1632席です。
きれいに左右対称な配置ですね。
キャパシティとしては東京国際フォーラムホールCと同じくらいといったところです。
1階席
通路前12列までは段差がありません。
前方の座席に背の高い方が座られていると、ステージを見るのがちょっと厳しそうです。
また、座るとステージの高さが目線くらいかな……という感じですので、長時間見ていると首が痛くなるかもです。
また、ステージの奥の方は見えにくいかも知れません。
生演奏ならでは迫力はよく伝わってくると思います。
通路を挟んで13列目からは1列ごとに段差がありますので、ステージ奥も比較的見やすいかと思います。
なお、25列目あたりから後ろと、左右両端3-4列くらいは2階バルコニー席の屋根がかぶってくると思いますので、ちょっと音の伸びがないように聴こえるかも知れません。
オペラシティ 1階席 座席のおすすめ
個人的には13列目~20列目くらいの座席で、6番から27番くらい間の座席に座りたいなと思います。
ただ、このあたりの座席ってお値段も張るんですよね……。
2階バルコニー席
正面ブロックでも5列しかなく、そもそも座席数が少なめです。
1階席が多くなるような座席配置ですので、最前列でもステージとの距離を結構感じます。
オペラシティ 2階バルコニー席 座席のおすすめ
ステージからの音が素直に飛んでくる座席だとは思いますので、3階バルコニー席の屋根がかぶらない前の方、1-2列目あたりがおすすめです。
左右のブロックは座ったブロック側のステージが死角になります。
ピアノのリサイタルでピアニストの表情が見たい!という場合、ピアニストはステージ左側に座って右側を向いて演奏しますので、右側ブロック前方の座席からだとよく見えると思います。
ただ、オーケストラのコンサートでヴァイオリンが演奏しているところをよく見たい!という場合、一般的にヴァイオリンはステージ左側に配置されて右側を向いて演奏しますので、左側ブロックに座ってしまうと全然見えない……ということになってしまいます。(対抗配置という、ヴァイオリンをステージ左右に分けて配置する場合はこの限りではありませんが)
ステージ上の何が見たいのかを見極めて座席を選ばれることをおすすめします。
なお、ステージ上の演奏者の気分を味わいたい!演奏者を観察したい!という場合はオルガン前席がとてもおすすめです!
座席数が少なく、解放されないこともありますが比較的リーズナブルなお値段設定のことも多いです。
3階バルコニー席
正面ブロックは3列と、2階バルコニー席の正面ブロックより更に座席数が少ないです。
オペラシティ 3階バルコニー席 座席のおすすめ
ステージ全体を見渡すなら私個人的には3階席の方が好きですね。
音を楽しみたいなら正面ブロックの最前列がおすすめです。
左右のブロックは2階バルコニー席の左右ブロックより更にステージの死角が増えます。
左右座った側のステージ半分がほぼ見えないと考えていただいた方がよいと思います。
オペラシティ リサイタルホール 座席からの見え方とおすすめ
オペラシティ リサイタルホールの座席表はこんな感じです。
座席数は265席です。
ステージと座席との段差はほぼなく、また座席の段差もありませんので全体的にフラットなホールです。
座席は前後互い違いになるよう配置されており、また11列目から後ろ3列は高い椅子になっています。
オペラシティ リサイタルホール 座席のおすすめ
サウンドは恐らくどこの座席に座っても大きな違いは感じにくいですので、ステージとの距離感で座席を選んで問題ないと思います。
首都圏には他にもさまざまなコンサートホールがあります。
どこのコンサートホールでも座席のおすすめは気になりますよね。
さまざまなコンサートホールの座席のおすすめをこちらの記事でまとめていますので、よろしければどうぞ!
オペラシティへのアクセス
オペラシティの最寄り駅は京王新線の初台駅です。
初台駅へは新宿駅から京王新線に乗って1駅、2分くらいで到着できます。
新宿駅には様々な路線が乗り入れており、「新」のつかない京王線の駅もありますのでお間違えの無いようご注意くださいね!
初台駅はオペラシティに直結しておりますので、初台駅に到着できればまず問題なく到着できると思います。
初台駅からは10分くらい見ておけば、ホールのエントランスに到着できると思います。
エントランスから座席までもそこまで遠くありませんので、割と迷いなく座席まで到着できるホールかなと思います。
オペラシティ コンサートホールは正式名称を「東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル」といいます。
ホールは1997年にオープンしましたが、1992年から準備段階のオペラシティの芸術顧問であった作曲家の武満徹氏の名前を冠しています。
オペラシティ コンサートホールはクラシック音楽のコンサート専用に設計されており、シューボックス(靴箱)型と呼ばれる、直方体の形をしています。
シューボックス型といいながら天井は三角屋根みたいな形になっており、天窓もあります。
内装には木材がふんだんに使用されており、温かみが感じられます。
オペラシティ リサイタルホールもシューボックス型の作りとなっており、演奏者との一体感を感じやすい作りになっています。
オペラシティはシューボックス型のホールですが、近いところですと神奈川県横浜市にあるみなとみらいホールもシューボックス型の代表的なホールです。
みなとみらいホールについてはこちらの記事をどうぞ。
また、ヴィンヤード(ブドウ畑)型と呼ばれる形のホールもあり、代表的なホールとしてサントリーホールやミューザ川崎シンフォニーホールなどがあります。
サントリーホールについてはこちらの記事をどうぞ。
ミューザ川崎シンフォニーホールについてはこちらの記事をどうぞ。
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