2025年3月4日に、第19回ショパンコンクールの予備予選出場者が発表されました。
642名の応募者の中から書類・音源審査を通過した171名が、4月23日から5月4日までポーランド・ワルシャワで行われる予備予選に挑みます。
この記事では、第19回ショパンコンクールの予備予選への出場が決まった日本人ピアニストについて紹介しています。
今回のショパンコンクールでは、どなたが活躍されるのでしょうか!?
とても楽しみです。
日本でも毎回大きな話題になるショパンコンクール。
2021年に開催された第18回ショパンコンクールでは、反田恭平さんや小林愛美さんのご活躍、かてぃんこと角野隼斗さんのご出場などで盛り上がりましたね!
反田恭平さんについてはこちらの記事で詳しく取り上げています。

小林愛美さんについてはこちらの記事でまとめています。

かてぃんこと角野隼斗さんについてはこちらの記事もどうぞ!


ショパンコンクール2025 日本人の予備予選出場者24名
第19回ショパンコンクールの、日本人予備予選出場者は以下の24名です。(敬称略・二重国籍含む)
尼子裕貴
今井理子
稲積陽菜
石田成香
岩井亜咲
神原雅治
亀井聖矢
北桜子
京増修史
前川愛実
中川優芽花
中島結里愛
西本裕矢
尾城杏奈
奥井紫麻
小野田有紗
重森光太郎
島田隼
進藤実優
東海林茉奈
辻本莉果子
山縣美季
山﨑亮汰
吉見友貴
亀井聖矢さんや中川優芽花さんといった、過去に主要な国際コンクールを制してすでに活発に演奏活動をなさっていらっしゃる方のほか、再びショパンコンクールに挑戦される進藤実優さん、京増修史さん、岩井亜咲さん、今井理子さんのお名前もありますね。
亀井聖矢さんについては、ショパンへの想いなど『情熱大陸』で取り上げられたりしていましたので、ショパンコンクールでの注目度も高いのではないでしょうか。
亀井聖矢さんにつきましてはこちらの記事もよかったらどうぞ!

ショパンコンクール2025 予備予選から何人本選に進める?
第19回ショパンコンクールの予備予選に出場する171名のうち、今年10月の本大会に進むことができるのは80名です。
倍率としては2倍ちょっと、といったところですね。
予備予選への応募者が642名、予備予選出場者が171名まで絞られたことから考えると、予備予選から本大会に進むハードルは少し低いのかなとも思えなくもないです。
まあ、レベルが高いことには変わりありませんけどね……。
尚、ショパンコンクールには予備予選の免除制度があります。
あらかじめ決められた国際コンクールで好成績を収めた方は、直接本大会に出場することができるのです。
2024年12月に開催された第12回浜松国際ピアノコンクールでは鈴木愛美さんが優勝されており、予備予選の免除条件に該当します。
鈴木愛美さんはショパンコンクールの出場についてコメントされてはいらっしゃらないようですが、個人的にはせっかくのチャンスなので生かしていただきたいです!
鈴木愛美さんについては以下の記事にもまとめておりますので、よかったらどうぞ。

ショパンコンクール2025 予備予選後の日程
ここで、予備予選を無事に突破した後の第19回ショパンコンクールの日程について確認しておきたいと思います。
- 予備予選:4/23(水)〜5/4(日)
- 開会コンサート:10/2(木)
- 第1次予選:10/3(金)〜10/7(火)
- 第2次予選:10/9(木)〜10/12(日)
- 第3次予選:10/14(火)〜10/16(木)
- 本選:10/18(土)〜10/20(月)
- 入賞者コンサート:10/21(火)〜10/23(木)
ショパンコンクールの日程やチケット情報については以下の記事にも詳しくまとめております!

ショパンコンクールの歴代優勝者や、日本人入賞者についてはこちら!

予備予選から第1次予選までは約5ヶ月の期間が空きます。
正直、そんなに開ける必要ある!?と思わなくもないですが、ショパンコンクールでは多種多様なショパンの楽曲を理解し、プログラムを構成する力までが要求されます。
予備予選で演奏した曲を本大会で再度演奏することも可能ですが、本大会内では同じ曲を演奏することはできないルールになっています。
本大会への出場が決まった方は、恐らくこの期間で本大会本選までの演奏曲を練り上げるのでしょうね。
そう考えると5ヶ月の期間が空くのも納得ですね。
出場される方々皆さんが全力を発揮できることを期待しております!
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